2023年09月01日

「夏疲れ」「夏バテ」「取れない疲労感」の理由

こんにちは!

大分市の鍼灸院「おおさこ鍼灸接骨院」です。


最近、少しずつ…何となく…気温が下がってきてるような気がします。
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御盆までは、景色は「盛夏」で水に涼を求めるといった感じでしたが

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空気が変わったような??


ちなみに、世の中の「空気が分かる人・分からない人」の差とは…

以前、20代で御世話になっていた先生が言っていたことがあります。

懇親会などの場で、乾杯後に最初にビールを注ぎに来てくれる人なんだそうです。
(※今ではコンプライアンス的にマズイ発言かもですが(笑))

じゃあ、「誰よりも直ぐに注ぐ = 空気が分かる人」だと思った僕は

先生が飲んでいる最中に、横から瓶ビールを注ぎ

”空気が分からない人”になった事をこの暑い時期の瓶ビールを見て思い出します。苦笑
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空気が分かる・分からないよりも

まずは、相手の気持ちを理解する事が大切ですね。苦笑



ちなみに、平地ではあまり実感はしませんが

往診先などの標高が高い場所では気温の変動があり、何となく季節が移り替わってきている気がします。

植物も、コスモスやヒゴダイなど植物は敏感に感じ取って咲いています。
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今年もあと4ヶ月ほどで、時間の経過が早く感じているとこです。

さて、そんな季節の変わり目に差し掛かるこの時期は顕著に

「夏の疲れ」「夏バテ」「取れない疲労感」

が、気になる方が増える頃です。



【原因】 

⇒ 自律神経の疲れ

季節の変わり目や、いろんなシーンで耳にする“自律神経”ですが

なぜ、夏バテ・夏の疲労と関係が深いのかというと…

環境的なストレス要因がポイントになってきます。


【 “夏”の自律神経疲れ 特徴】

@連日続く、記録的な高温日 → 暑さ

暑さで出る汗の量は一日に何度も着替える,シャワーを浴びる量です。
この汗を出すのは冷却機能の為で、人間誰しも備わっている標準装備機能。
そして、その標準装備機能は自律神経の働きにより調節されています。
夏場は、この発汗作用に自律神経がフル活動の為に疲れてしまいます。


A熱中症対策による極度の(室内・外) → 温度差

熱中症対策の為に、室内を極端に冷やし過ぎたり・睡眠時などに冷風が当たり
とても体温調節が難しいのは、自分自身の自律神経も同じです。
その為に外での暑さ対応だけでなく、
室内でも自律神経はフルに活動を続け休む暇なく疲れてしまいます。



B目からも肌からも入ってくる刺激  → 紫外線

日光浴や朝日を浴びて、ホルモン分泌を促したり骨粗鬆症の予防にと
役立つ事が沢山ですが、夏の紫外線はとても強く15分以上浴びると外的ストレスになります。
自律神経の立場から紫外線は、交感神経優位にするスイッチの役割があるのですが
夏場の強い紫外線に関しては交感神経スイッチを入れ過ぎてしまい、
副交感神経との交代が出来なくなる為に消化不良,睡眠障害などの症状を引き起こします。



3つの特徴が自律神経の疲れ、夏バテ・夏疲労になる大きな原因になります。

暑さ → 活動時間の変更
温度差 → エアコン調節,サーキュレーターの利用
紫外線 → 紫外線スプレー,日焼け止め,サングラス


など対策はそれぞれあると思います。

しかし、対策は出来ても

なかなか乱れた自律神経の疲れきって

自分で立て直すのは難しいのが現実。

そんな時は、疲れを取る事を重要視しての副交感神経優位での睡眠がオススメです。
(※ノンレム睡眠)

その為に自宅でツボ療法も取り入れたらいかがでしょうか?


百会(ヒャクエ)
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足三里(アシサンリ)
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合谷(ゴウコク)
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意外と、指での押すだけでも効果的です!

お試しください〜

でも、あまり効果の実感が出来ない方は

実際に「はり」「きゅう」での刺激をオススメです。
(※その日に、効果が実感できる方が結構多いです)








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posted by 院長・佐藤 at 18:04| Comment(0) | 季節