大分県の鍼灸院「おおさこ鍼灸接骨院」です。
梅雨明けと共に猛暑で…毎日暑いですね。
猛暑の話題が=挨拶 みたいになりつつある今日この頃ですが
中学生は全国大会に向けての県代表を決める大会(中体連)や
甲子園につながる高校野球の県予選もあり
今年2024年はパリオリンピックもあり、スポーツが盛り上がっている熱い夏になっています。
僕自身の仕事が、スポーツ競技と関連性があるので
スポーツ・競技をやっている“旬”な学生,社会人の方々が来院してくれ
新聞、テレビ、SNS以上にコアでマニアックな話が聞け、より一層楽しく観戦させてもらっています。
そんな影響もあり、最近学生時代(部活中)に真剣になって読んでいた
スポーツ漫画を少しづつ収集し始めました。笑
新書はすでにないので、中古本ですが懐かしく少し昔を思い出す切っ掛けになりましたが…
発行年数を改めてみると…時間の経過を感じ少し寂しくなりました。苦笑
さて、そんなスポーツ学生さんや社会人スポーツなど
老若男女問わず、結構見かける事が多いスポーツ傷害の
「シンスプリント」について書いていきます。
【シンスプリント】
「概要」
シンスプリント = 脛骨過労性骨膜炎
というもので、オーバーユース症候群の1つになります。
骨の周りを囲む “骨膜” が炎症を起こして痛みます。
※部活、スポーツ、ウオーキングなどを反復して日々行う中で負傷する事が多いです。
例)長距離ランナー、中距離ランナー、ダンス、バスケットボール、バレーボール…
また、下腿での疲労骨折も脛骨が多く、コンパートメント症候群の場合もあるので
鑑別が大切です。
※コンパートメント症候群 → 交通事故や強い外力が加わり、下腿の空間内が内圧が上がり血流障害を機に
下腿部分から神経障害や組織の壊死を起こすケガの事。コンパートメントは区画、分室という意味です。

「症状」
・下腿内側の中下1/3が痛む(多発部位)
・歩いたり、走ったり、背伸びをするなどの動作で痛む
・押さえるとポイント的に痛む
・腫れなどは目立たず分かりづらい
・足首の内返し動きに伴い痛む

「原因」
オーバーユースの為に、使い過ぎが原因なのはモチロンですが
練習量,運動量で負傷する人と負傷しない人を比較した場合
・膝部のX,O脚
・偏平足
・筋力の柔軟性低下
…などが原因としてあげられます。
原因が複数あるという事は、休んでいるだけでなく自己分析から
改善点が出てくると思います。

「シンスプリント治療」
シンスプリントの原因はオーバーユース(使い過ぎ)が主になりますが
どのような使い方で同じシンスプリントであっても
・痛む部分
・痛み方
・疼痛が出るタイミング
…などが違ってきます。
まずは、シンスプリントの細分化して
原因になり得る筋肉や部分を特定する事を始めていきます。
大まかに分けて@疾走系 A跳躍系 の2種類があり
@疾走系
マラソン,ランニング,陸上競技など横に平行に進む動きで
スネの上側と下側が痛くなりやすいです。

A跳躍系
バレーボール、体操競技、バスケットボール、なわとび…などの縦方向への動きが多い競技では
スネの中・下1/3と中央寄りが痛みやすいです。

それぞれ、筋肉の使い方が違う為に
負荷のかかる部分の違い、筋肉の作用などによって差が出てきます。
また、分類の中に競技を例にしてますが
練習の中でシャトルランで痛めるのか?
長く走る事が多いのか?
走るのは平坦地なのか?坂道なのか?
など、更に細かいイメージを持ったうえで施術していく事を大切にしています。
細かくイメージするのは施術にも有効ですが、患者さん本人の再発予防にも繋がり
一石二鳥だからです。
ケガの名前を聞くと、みんな同じかと思いきや十人十色で様々な原因と病状があるものです。
なかなか改善が出来ていない方は、気軽に相談でもして頂きたいです。
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【おおさこ鍼灸接骨院】
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