大分市鴛野の鍼灸院「おおさこ鍼灸接骨院」です。
もう8月が終わりそうですね…
今年も大分県では普通に夏祭りがあったり、ビアガーデンがオープンしていたり
皆さんは、充実した楽しい夏休みだったでしょうか?
今年は猛暑や地震などがあり、計画も体調も狂うような夏休みだった方も多いのではないでしょうか。
体調不良や災害などで毎回、自分自身思うのが
やはり「普段通り・普通・平凡」の有難さです。
普段使えていた物、普通にできていたことが出来なくなったりと
"普段・普通”に感謝できなくなっている自分自身が情けなくなりますが、
少し前になってしまっている熊本大分地震やコロナ禍の事を思い出しながら
9月は頑張っていきます。
【アキレス腱周囲炎】について
※アキレス腱とは → 下腿(ふくらはぎ)の筋肉から構成させる人体最大の腱
このアキレス腱がある御陰で、つま先立ちやジャンプが可能になっている。
「原因」
→ランニングやジャンプ動作などの繰り返しによりアキレス腱への過度な負荷が加わる為に
腱自体・周囲組織の炎症を引き起こす。
詳しく患部を診ていくと
・加齢による腱の変性
・下腿三頭筋の筋力と柔軟性の低下
・O脚や回内足などによる下肢のアライメント異常
・足に合ってない靴、硬い路面や斜面での練習などの外的環境
※急性 → 短期間の過剰負荷
慢性 → 長時間のオーバーユース

「症状」
・アキレス腱部の痛み、腫れが出る
・損傷初期では運動開始時のみの痛みで、体が温まってくると痛みがなくなる
※痛みが軽減するために、回復していると勘違いし慢性化しやすい
・長時間の運動では、痛みが出現し悪化する
・慢性化すると安静時も痛む
類似しやすい「アキレス腱下滑液包炎について」
→踵骨後上部の特に出っ張っている部分と
不適合な靴によっておこる。踵骨とアキレス腱間に存在する滑液包の炎症の事

(特徴)
・20〜30代の不適合な靴を履く女性に多い
・アキレス腱付着部分の中央より、やや外側後方に腫れが起きる

急性期→発赤、押さえると激痛
慢性期→皮膚が紫色、踵の後方部が肥厚して出っ張る(骨のように硬くなる)
「アキレス腱断裂との違い」
基本的に完全断裂になると、動かす事ができなくなるのが大きな特徴です。
アキレス腱周囲炎の場合
・足関節を他動的に背屈すると痛みが増強する
・アキレス腱付着部分より、近位(上側)2〜6cm範囲での圧痛,腫脹が存在する
・足関節を動かすと「ギシギシ」というきしむような音がする

「基本的な治療内容」
ケガをしてしまったら、悪化しやすく慢性化しやすいので
『保存療法』が基本になり、急性期の場合はアイシングが有効です。
また、慢性化されている際はアキレス腱の構成している下腿三頭筋のストレッチ
アキレス腱の柔軟性を物理療法で出す。
アキレス腱に日常的に影響が出やすい足底板の利用などをします。

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