大分県の鍼灸院「おおさこ鍼灸接骨院」です。
立冬を境に、九州でも冷え込んできましたが…
時々、気温が20℃後半になったりと安定しない11月でしたが
皆さんは体調いかがでしょうか?
結構、風邪などで体調不良になっている方が多い印象です。
体温調節に環境整備(コタツや暖房機器の利用など)は難しいと思います。
また、植物も同じように秋が短期な為か?
紅葉にならずに枯れていく種類の木々も多く寂しいです。
先日、往診で山間部へ行った際も何だか疎らな紅葉でしたが
部分的にはキレイな場所もあって秋を感じれました。

紅葉になる条件というのもあり
・1日の最低気温が8℃以下になると始まる
・最低気温が5〜6℃以下になるとさらに紅葉が進む
紅葉が鮮やかになる条件
・昼夜の気温差が大きいこと
・日光がよく当たること
が、あるそうです。
ちなみに、日照時間の減少から光合成の効率が下がるために
紅葉になり葉を落とし、幹や枝に養分を蓄える為に紅葉して葉を落とすそうです。

引用:福岡生きものステーション
https://biodiversity.pref.fukuoka.lg.jp/futsushu/zatsugakustory/autumn_leaves.html#:~:text=%E7%B4%85%E8%91%89%E3%81%AF%E3%80%811%E6%97%A5%E3%81%AE,%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%A8%E3%81%84%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
さて、今回は体調不良での自覚症状としても多い「めまい」について書いてみました。
「大まかな眩暈(めまい)分類」
真性めまい:回転性のめまい(嘔吐、吐き気を伴う)。体が回る、天井や床が傾く
・末梢性めまい(脳神経症状を合併しない)
→メニエール病、突発性難聴、前庭神経炎…など
・中枢性めまい(脳神経症状を合併する)
→脳血管障害、聴神経鞘瘍、脳腫瘍…など
※回転性めまいの鑑別について
末梢性めまい特徴
・耳鳴り、難聴を伴う
・体の姿勢,頭の位置で回復する
・2-10日で軽快する
・意識障害は無い
中枢性めまい特徴
・耳鳴り、難聴は無い
・体の姿勢,頭の位置での変化はない
・簡単に改善しない
・意識障害がある
※中枢性めまいの場合、早急の病院受診が重要です。

仮性めまい:非回転性めまい(失神、眼前暗黒感)。
ふらふらする、目の前が暗くなるなどの身体の不安定感
・動揺感覚
→片頭痛、高血圧性脳症、視力障害…など
・脳貧血性
→起立性低血圧症、心機能障害…など
不安症状:過呼吸症候群、神経症
内耳の感覚器,中枢神経,精神的なもの以外で“頸”が原因で症状がでるものがあります。
→「頚性めまい」
※「頚性めまい 概要」
上記の分類の中で、仮性めまい(非回転型)→ "頚性めまい”になります。
頚性めまいでは、頚部の筋肉の過緊張などが原因でフラフラした感覚になります。
なので、頸椎の回旋(振り向く動作)・伸展(上を向く動作)によって
フラっとする感覚が出現する事が多いです。
※平衡感覚 = 耳・眼・深部感覚受容器
この中で、深部感覚受容器は全身に点在するものの
頭位との関連性を考えると頸(後頭部分)にある深部神経との関連性が強いです。
後頚部分にある深部神経は同時に、C1〜C3の神経根を通って
脊髄→延髄(前庭神経核)に刺激を送り、頭や頸の位置関係を感知する役割があります。
(深部感覚には運動感覚や位置感覚、振動感覚などの種類があります)
「施術内容」
頸椎とめまいの関連性が深いために基本は頸椎を中心とした施術になります。
・深部神経関連のある後頚部
・振り返り動作で使わる胸鎖乳突筋
また、片頭痛なども伴う事が多いので
・頭頂部分の刺激
鍼灸ならではの遠隔部分にあるツボ刺激
・手足のツボ刺激
を順番に体調に合わせて行っていきます。
もし、薬だけではなかなか思うような改善が無い場合は
鍼灸治療も併用すると、段階的に改善していきます。
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