大分市敷戸にある整骨院・接骨院の「おおさこ鍼灸接骨院」です。
6月も、もう中旬ですが皆さんはどうお過ごしでしょうか?
6月は年内で、唯一祝日が無い月でテンションも下がるコンディション作りに難しい月です。
最近、雨が多かったり・スッキリしない天気が多く
前回のブログで書いたように“部屋干し問題”は多くの方のストレスになっているようで
来院された方との話題になる事が増えました。
皆さん
“干すタイミング”“布団乾燥機”“浴室乾燥”“エアコン”“除湿機”“サーキュレーター”
…などなど、工夫を凝らして対策をされているようで悩んでいるのは同じなようで
どうしても外的な環境は仕方がないんだな〜
と、不思議と安心しつつも僕も工夫を頑張ろうと思った1日でした。
夏本番だと暑すぎるし…
【上腕二頭筋長頭腱損傷・結節間溝部分の痛み】についてです。
現在、筋トレ・ウエイトトレーニングは、それぞれの世代で目的別に大人気です。
外観的要素から健康維持の為の体作りまで
若者から年配の方まで“筋肉”は結構意識されるようになりました。
その筋肉のなかでも“上腕二頭筋”は結構有名な部分で
![dumbbell_man[1].png](http://osako-treat.sakura.ne.jp/sblo_files/osako-treat/image/dumbbell_man5B15D-thumbnail2.png)
↑こ筋トレをしている人のイメージや
![shutterstock_162592241[1].jpg](http://osako-treat.sakura.ne.jp/sblo_files/osako-treat/image/shutterstock_1625922415B15D-thumbnail2.jpg)
こんな感じで浸透していると思います。
もう少し、細かく上腕二頭筋を分解してみると
![127[1].jpg](http://osako-treat.sakura.ne.jp/sblo_files/osako-treat/image/1275B15D-thumbnail2.jpg)
実際は、こんな感じで二つの筋肉(長い筋肉&短い筋肉)で成り立っています。
(二つの筋肉 = 二頭筋)
「上腕二頭筋の概要」
詳しく専門的に書くと
筋肉には「起始・停止」というものがあり
起始 → 筋肉が始まるスタート部分
停止 → 骨などにくっついて動きを出す収束部分
長頭(長い筋肉)
起始 → 関節上結節
停止 → ・骨粗面
短頭(短い筋肉)
起始 → 烏口突起
停止 → 橈骨粗面
となっています。
長頭 + 短頭
=「肘を曲げる動き:屈曲」「前腕を外側に回転させる動き:回外」
動作を作っています。
「上腕二頭筋長頭腱損傷の概要・原因」
個人的な印象がある痛めやすい部分は
〇のこの部分。
理由は、
・筋肉の繊維が骨から離れよう取れそうになって炎症が起きやすい
(筋肉自体の作用は肘関節の屈曲・前彎の回外だが
腱板との関連性が高く肩関節の屈曲、外転,外旋動作でも障害が出やすい)
・骨との摩擦で柔らかい筋繊維の方が炎症を起こす
(画像からも分かるように、長頭腱は結節間溝部分でほぼ直角に曲がっている為に摩擦が多く起こりやすい器質的構造になっている)
・棘上筋腱と肩甲下筋腱という腱の間から出てくる為に肩関節の動きに伴い負傷する事が多い。
(長頭腱自体が関節内に入り込む際に上腕横靭帯の下を通り滑膜関節包を貫通、
その部分から棘上筋腱と肩甲下筋腱間の開口部分で腱板貫く為に機械的に損傷しやすい)
・上腕二頭筋長頭腱の柔軟性低下
・二頭筋の筋力低下
・結節間溝の骨棘出現
・肩関節の不安定症
・腱鞘の退行性変性
(40代〜50代前後の肉体労働者に多い)
【ケガになる特徴】
・重い物などにより筋肉が無理矢理に動かされた、抵抗が加わり過ぎた
(器質的な上腕二頭筋長頭の形が摩擦が起きやすい形)
・反復動作が多い
(特に投球動作などの反復動作で腱板損傷に伴う場合が多い)
・直接的にぶつかったり、物が当たって負傷する事は少ない
(先に手が出たり、他の部分が先に当たる場合が多いため)
【症状の特徴】
・機能障害が分かりやすい
(腕を曲げる・ひねる、握るなどの動作が痛くて出来なくなる)
・痛い部分を押さえると、さらに痛む
・皮下出血が出やすい
・筋肉の位置が肘よりにずれる
・五十肩や腱板損傷に伴う症状が多く、動作制限が多くみられる
・可動域制限が顕著に出やすい
このような症状は自分自身で分かりやすく、日常生活レベルでの不便を強いられる事から
「五十肩?」と思われる方が多いのですが
実際は上腕二頭筋の損傷(ケガ)も合併しての症状が多く
肩関節前面の動的支持機構としての役割が大きい為に不便を強いられます。
また、野球肩や腱板損傷などとも同時に出現する事も多く
若い世代やスポーツ競技をしている方も要注意です。
最近は、筋トレ・ウエイトトレーニング自体が趣味としてする事が流行になっていますので、
10代〜30代の若者にも多く、女性にも増えてきてるケガですので御注意下さい。
急に肩が上がらない、肘を曲げると痛む、可動域・動く幅が狭くなったと思われ悩んでる方や
なかなか治癒までに時間が経過していて、追加で何かしたい方など
まずは、お電話・メールなどのお問合せ&相談からお待ちしております。
![_5B15D[1].jpg](http://osako-treat.sakura.ne.jp/sblo_files/osako-treat/image/_5B15D5B15D-thumbnail2.jpg)
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【おおさこ鍼灸接骨院】
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(予約優先)097−576−7739
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交通事故・スポーツ外傷なども気軽に


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