2025年07月24日

【太もも(ハムストリングス)肉離れ】

こんにちは!

大分市の整骨院・鍼灸院「おおさこ鍼灸接骨院」です。

7月も中盤→後半に差し掛かり、

小中学生・高校生の方々は、夏休み期間真っ只中ではないでしょうか?
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学生さんも何かと、県総体・全国大会直前などの部活動で忙しかったり

勉強を本腰入れ始めて夏期講習で丸一日が終わる子などなど…
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時間の使い方に大きく差が出る時期でもあります。

また、大変なのはサポート役の保護者の方々も同様だと思いますが
(走っている本人よりも、もっと大変かもしれませんね。苦笑)

まだまだ、猛暑が続くので心身共に整えながら頑張ってください。
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そんな肉体的なハードワークやハードトレーニングでのケガで多いのが

ハムストリングス(ふともも)の肉離れです。

今回は、ハムストリングスの肉離れについての記事になります。

【ハムストリングス・ハムの肉離れ(筋挫傷)】

ハムストリングス(ハム)
→大腿の後面にある3筋の事
・大腿二頭筋(長頭,短頭)=ハムストリングの外側部分の構成
・半腱様筋=ハムストリングの内側、膝内側の鵞足を構成 
・半膜様筋=ハムストリングの内側を構成

太ももの裏側にある筋肉で

歩いたり、走ったり、飛んだりと人間の行動に欠かせない部分です。

最近では、サルコぺニア・ロコモテイブ・フレイル対策として

足・脚の筋肉で重要視されてる部分でもあります。
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サルコペニア・ロコモテイブ・フレイルは↑↑の様な事です。

・サルコペニア⇒加齢・病気,疾患の為に筋肉量が減少し、
(歩いたり立ったりとする)基本的な全身の「筋力低下が起こること」を言います。

・ロコモテイブ⇒加齢に伴う筋力の低下や関節などの疾患,病気により運動能力・運動器の機能が衰え、
要介護の必要や寝たきりになる事、その状態になりえる可能性が高い状態の事。

・フレイル⇒「Frailty(虚弱)」の日本語訳。
健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態


という内容です。


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ハムストリングスは、赤〇の部分にある筋肉です。

ハムストリングスの構成ですが、

実は


「一つの筋肉」=「ハムストリングス」

ではなく、



「大腿二頭筋」+「半腱様筋・半膜様筋」=「ハムストリング」

が構成されます。

もう少し詳しく書くと…


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【大腿二頭筋】 ・長頭  股関節の伸展(脚を後ろに持ち上げる動作)+膝の屈曲・下腿の外旋
        ・短頭  膝の屈曲・下腿の外旋


【半腱様筋】【半膜様筋】
 股関節の伸展(脚を後ろに持ち上げる動作)+膝の屈曲、下腿の内旋
 
の働きがあります。

※支配神経が坐骨神経になるので
坐骨神経症状がある際はこの筋肉周辺の痛みや痺れを感じやすいです。
※大腿二頭筋短頭部分は坐骨神経,総腓骨神経の支配を受け
他の筋肉は坐骨神経,脛骨神経の支配を受けています。

上記の筋肉の働きが過度に強すぎたり、

自分の意志に反して無理矢理引っ張られたり・働く方向と反対方向への力が加わり過ぎると

筋肉が裂けてしまいます。

また、物理的な衝撃や鋭利なもので裂かれても肉離れになりやすいです。

さて、ハムの肉離れの症状ですが大きく長い筋肉な為に分類があります。

【分類T〜V】

第1度(軽度): 多少の不快感や痛みがあるものの、
        ハムストリングスを完全に動かす(収縮する)事ができる。

第2度(中等度):ハムストリングスの動かす・収縮させるのが困難。

第3度(重度):負傷後24〜48時間で明らかな内出血がみられ、長時間の治療が必要なもの。





【治療について】

急なケガ・負傷の基本はアイシング・固定になります。

ハムストリングスの肉離れで大切なのは、

出血(皮下出血)を少なくし、血腫形成(血の集まり)を予防する事が大切です!

しかし、すでに出血があり血腫形成がされてるものは、

できるだけ早く体内へ吸収させる事が重要になります!
 
その為のアイシングは勿論ですが、

包帯・テーピングなどを足先の末梢から中枢へ向かって巻き圧迫固定。

腫れが引き始めるのと同時に

・物理療法(電気治療など)
・手技療法
・鍼灸治療
・運動療法

を合わせて、深さのあるダイレクトな刺激から

局所の血流改善や筋肉の“しこり”から再負傷を防止…などなど

段階を観察しながら行い、早期回復・早期復帰を目指します!
(※回復だけでなく、再発防止も同時に行っていきます)







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【おおさこ鍼灸接骨院】
〜大分市の鍼灸接骨院〜
(予約優先)097−576−7739
eメール info@osako-treat.com
(ぎっくり腰,寝違い,頚肩腕症,肉離れなどのケガ治療
交通事故・スポーツ外傷なども気軽に電話1(プッシュホン)電話・メールするメールからの御相談どうぞ!)
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posted by 院長・佐藤 at 18:00| Comment(0) | 症例・治療内容

2025年06月26日

【ばね指・弾発指】の話

こんにちは!

大分市の整骨院「おおさこ鍼灸接骨院」です。

もう2025年が半分終わろうとしています…

早いですね〜

最近、冬服を収納してコタツも分解して半袖になったと思えば

時間の経過は「あっ」という間です。
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そして、梅雨明けなのか?初夏なのか??暑いし蒸します。

過ごしづらい日が続いていますが、皆さんはどうお過ごしでしょうか?

とりあえず、僕はこの上半期で不要になった物の整理整頓と

お風呂のカビ取りに追われる日々です。

梅雨時期は、カビやすいので天井磨きから頑張っています。

あと、個人的には梅雨時期は不思議と読書が進みます。(笑)

農業が主体だった昔の日本では、梅雨時期や雨降りになるとできる仕事が少なく

気持ち的にも仕事が休める口実ができたから何だとか。

以前の梅雨は、今でいう大型連休的なものだったのかも。
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慌てず、急がず、ご自身の体をご自愛ください。

さて、今回は体の中の働き者「指」のケガについてです。

ばね指・弾発指です。

パッと見の外見では分からないですが、

ばね指の症状には特徴的なものが多いです。

(概要)
腱鞘炎を専門的な用語を駆使して説明すると

滑膜性腱鞘や靭帯性腱鞘に反復的な過剰摩擦が加わり

・滑膜性腱鞘の炎症

・靭帯性腱鞘の変性・肥厚

をきたす疾患。


腱を抑えてるものと、その中(空間)を通るものが摩擦が起き

炎症を起こして、腫れたり,形が変わることを腱鞘炎といわれます。

※ばね指は、炎症反応や腫れが酷くなり自分で指を伸ばす事ができない状態。
その状態から、他動的に伸ばされるとビックリ箱のバネように伸びる
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【症状】

・指の曲げ伸ばしに痛みを伴う(不能になる)

・手のひらの関節部分が押さえると痛む

・関節部分が肥厚する,硬結が存在

・第三関節の手のひら側が腫れる

・硬さが一部分だけ表れる

・指を握る動作が痛む

・腫れている部分を押さえると痛む

・手を握る(グーにする)と指が開けなくなる、逆に握る事ができない

・朝の強張りや部分的な痛みがある

※症状の段階パターン的には、
部分的な硬結(固まり)ができ押さえたり触れると痛みや違和感が局所的に出るところから始まり
指を曲げると、なかなか伸びなく戻るときは勢い良くバネのようになる
バネ現象が落ち着くと、全く指が曲がったまま伸びなくなる

※基礎疾患にも関連しており、糖尿病・長期の透析・関節リウマチなどの場合は
第二関節(PIP関節)でも現象が起こりやすい

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【特徴】

・中年以降の女性、1〜2歳の幼少児に多い
(成人の場合、好発部位は親指⇒中指⇒薬指⇒小指 の順番で多い)
(幼少時の場合、ほとんどが親指)

・原因は、遺伝性や機械的刺激(手先を使う仕事など)が原因とされていますが
真の原因は不明です。

・女性ホルモンとの関連があり、へバーデン結節,手根管症候群,腱鞘炎などの症状と同様に
頻発する可能性がある。
(年齢も関係なく、産前産後などの変化が大きい時にも出現しやすい傾向)


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【基本治療・鍼灸治療の場合】
ばね指・弾発指は、「指を曲げる 筋」と「筋を囲む筒 腱鞘」の摩擦で起こる症状なので
(※筋が炎症を起こして太くなって摩擦が起こる)

基本的な治療方針は保存療法になります。

<幼少児の場合>
幼少児は自然治癒する事が多く、
4〜5歳まで経過観察がほとんどになりますが
夜間のみ親指を伸ばしたまま固定する夜間装具療法を行う場合もあります。


<成人の場合>
・手の過度な使用を制限し、安静状態に保つ事が基本になります。

・軽度な症状の場合には、ステロイド薬の注射が有効です。



「鍼灸での治療では」

おおさこ鍼灸でのアプローチをするのは3つ


@ 腱の血流

A 神経への血流

B 過緊張の筋肉(関連性のある周囲も)


を柱にして鍼灸治療を試みます。



@,『腱の血流』
 
ばね指になりやすい第三関節(MP関節)の場合
腱の付着部分・筋腱移行部分に直接鍼&お灸を行います。
(※鍼・お灸は手指用の細目・短めの専用の物を使います)





A,『神経への血流』

実は指は全部同じ神経からできてる訳ではなく

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3種類の神経からできてる物なので、判別し関連してる神経を
腕(前腕)〜手首にかけても鍼・お灸を行っていきます。
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また、首の神経にも関連性があるので同時に関係無い様に思える首にも鍼をしていきます。




B,『過緊張の筋肉(関連性のある周囲も)』

手・足には、大きく2種類の筋肉が存在しており、
『内在筋』『外在筋』という2種類が存在します。
動作障害の内容から、2種類の関連性がある筋肉へアプローチしていきます。



『内在筋』⇒手のひらに起始・停止が収まってる筋肉の事(手首より上の筋肉と繋がりは無い筋肉)

『外在筋』⇒手のひらから始まり、手のひら以外の部分に付く筋肉(手のひら以外で収束する筋肉)








手指は日頃から使う部分であり

遺伝性なものや解剖学的にも治癒しづらい(治りづらい)ケガですが

自分自身も「ばね指・弾発指」の経験から辛さ・不便さは重々承知ですので

可能な限りの充実した施術で早期の回復を目指します。

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posted by 院長・佐藤 at 19:51| Comment(0) | 症例・治療内容

2025年06月12日

【足の関節・ショパール関節・リスフラン関節】の話

こんにちは!

大分市敷戸の整骨院・鍼灸院の「おおさこ鍼灸接骨院」です。

6月中旬、皆さんどうお過ごしでしょうか?

もう少しすると“夏越の祓”にあたります。
※「夏越の祓」とは、6月末(6月30日)まで行う祓の行事で、神社の境内につくられた茅の輪をくぐって罪や穢れを落とすため、「茅の輪くぐり」とも呼ばれています。茅の輪とは、茅(ちがや)という草で編んだ輪のことです。別名は「茅の輪くぐり(ちのわくぐり)」、「夏越大祓(なごしのおおはらえ)」
引用:オールアバウトさんより
https://allabout.co.jp/gm/gc/464208/

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普通にブログに「夏越の祓(ナゴシノハラエ)」なんて書いてますが

毎年、なんて読むんだっけ??となるので、今年は早めに予習的に読み方から調べインプットして

ブログにアウトプットしています(笑)

だから、僕自身は全くの無知ですが…

一年に2回あり、年末と半期になる6月にあるもので

罪や穢れ(けがれ)を落として、下半期も元気で過ごせるように祈願する行事なんだとか。

自分自身の上半期を振り返り、

下半期の活動や気持ちを改めることに気づかせてくれる

有難い習わしなのかもしれません。

穢れや罪が落ちても、また同じことをしてしまったら下半期が勿体ないですもんね。

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今回は足元を見直すという事で

足に小さく焦点を絞った内容ですが…

普通の足首の内返し捻挫(ねんざ)は、

ケガをした瞬間にも、後々からの腫れ具合などでもセルフ判断しやすいと思いますが

題名にもある、リスフラン関節・ショパール関節での捻挫・負傷は

自分で分かりづらいと思います。
(※画像は、そんなリスフラン関節・ショパール関節を色付けしてみた物です)

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自分で分かりづらい理由としては、

腫れが目立ちづらい

痛い場所が自分で特定しづらい

どの動きで痛いのか分かりづらい

・足に骨が多くて何か分からない(上の画像の通り)


…が、患者さんの感想で多いです。


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この画像でも分かる様に、


ショパール関節⇒
 ・足首の少し前部分(骨が盛り上がってる部分周辺など)



リスフラン関節⇒ ・足の指の付け根周辺


の関節部分の場所で、普通の捻挫の仕方ではなく




特定の条件】がそろった際に痛める部分になります。


ショパール関節⇒
 かかと部分が固定・動かない状態で足が捻られて負傷
   (※高い所から降りた際、急激な跳躍競技に多い)


リスフラン関節⇒
  スリッパ・下駄などを履いてる時につまずいた形になると負傷
    (※スポーツの時には、つま先立ちの状態で上体が不安定になるとケガが起こりやすい)




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症状

ショパール関節⇒

内側の痛みが多い
     
・足裏の縦アーチの頂点部分が痛くなりやすい
     
・痛みがある際は、足の内側が地面に着かない様に歩く



リスフラン関節⇒
    
痛む部分のみの腫れがある

・痛む為に足先を上げて、かかと歩きになる事が多い




な、感じです。



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また、足・足首自体は

『骨の上に骨がただ乗っていたり』・『並んでいたりするだけ』で、

骨同士をくっつけて安定をさせる為に靭帯があるので

靭帯損傷を伴う、捻挫や脱臼などは多い部位になります。
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ケガの予防には、

シッカリとしたウオームアップ・体の動きを意識した(集中した)練習・運動

が大切になりますので御注意を!!



※稀なリスフラン関節の脱臼
・外観
@外側脱臼→足内縁に第1楔状骨、外縁に第5中足骨基底部が突出する
A内側脱臼→足内縁に第1中足骨、外縁に立方骨が突出する
B底側脱臼→足背部には足根骨全部が突出する
C背側脱臼→前足部が短縮して見える、軽度の尖足位変形
D分散脱臼→種々の脱臼型をとる

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posted by 院長・佐藤 at 20:21| Comment(0) | 症例・治療内容