大分県の整骨院「おおさこ鍼灸接骨院」です。
やはり今年の夏も暑いですね…
昨年は例年以上に雪が降ったそうなので、
夏は涼しくなるのかと個人的には思っていましたが。
そんな暑さに対応すべく、最近自宅の扇風機を新調しました!
エアコン+風の循環 = 効率的な部屋の冷却
になるのは、現代では常識ですが
扇風機も進化していて、地面に置くタイプだけでなく
・ダイレクトレールに付けれるタイプ
・扇風機に天井照明が付いたタイプ
など、直置き以外にも空気を循環できるようになっている事に驚きました!
もちろん、扇風機自体も進化が止まらず
DCモータータイプの省エネ・音が微弱・風量が10段階以上調整可能…
などなど、至れり尽くせり機能です。
人間の技術とアイディアには驚きです。
ただ、同時に価格も手を出しづらい物になっているので
進化型ではなく、我が家はレトロ(ふつうの)扇風機になりましたが(笑)
プライベートブランドや意外にも家具屋さんなど畑違いでは?というメーカーさんから
格安で家電・扇風機が販売されていたりするので、
そちらもチェックしてみると良いかもしれません!
さて、今回のブログは
前回の“養生”についての続きになります。
先週のブログで書いていた通り
今回も、黄帝内経(こうていだいけい)という古典からです。
(※黄帝と岐伯との問答の形での内容を@素問A霊枢という二部作構成になっている古典になっています)
2500年以上前の中国で考えられた哲学で、
内容は現在の東洋医学の基本にもなり、現代人にも通ずる気血津液・経絡・陰陽論・五行論…
など現在の東洋医学の素になる内容が書かれています。
「天人感応(天人相関説)」というものが核になっていて
→人間と宇宙、自然との関わりを重視する
宇宙など壮大なスケールの思想・哲学ですが、
人間も自然界も同じような原理・摂理で成り立っていることが主にあるようです。
今回は、四季に応じた養生・生活習慣のすゝめについて
の内容を簡単にまとめてみました。
素問霊枢の中に書かれているもので“四気調神大論”という論があり
四季の特徴に合わせた養生方法が書かれており、
今回はそこから、簡単にまとめた内容です。
【四気調神大論】
四時陰陽の作用により万物には、
“発生”“成長”“収斂”“閉蔵”の規則がある。
(※四季それぞれの特徴のこと)
・春夏は陽気を保養
・秋冬は陰気を保養
何千年も前の人間でも、現代の私たちと同様に
聖人(徳の高い人)の養生法は、
病気になってからの治療法ではなく、病になる前の予防法におもきをおきます。
シンプルながら、重要で忘れがちな事です。
ここからは季節別に分けていきます。
「春」
春 → “発生”の季節、全ての物が芽生え、万物は生き生きと栄える
春は芽吹き、冬に貯めていたものが少しずつ緩み芽吹きだす時期。
植物が芽吹き始めると同時に何か始めたくなる、悦びを感じる時季でもある。
「生活習慣のすゝめ」
・夜更かししても、朝は早く起きる
・春に芽生えた万物と同じように心身と共に生き生きと陽気を発生させる
天地間の陽気を胸いっぱいに取り込み、体内の陽気を大事に育てる
そむくと「夏」に「寒性の病」になる。
※陽気には温める作用がある為に不十分だと次の季節に症状が出始める
春に働きが盛んになるのは“肝臓”
肝臓には体の中の気血の流れを、芽吹いた植物のように全身へ
円滑に伸びやかにする働きがあります。
また、冬に滞っていたものを排出しやすくなります。
怒りっぽくなるなどの揺らぐ体調や気持ちの安定にも関連しているのが“肝臓”の働きです
乱れると、血の流れも悪くなるので肩凝り、目の疲れ、シミ・クマも目立ちやすくなる。
「夏」
夏 → “生長”この3ヵ月は天地間の陰陽が盛んに交流する。
陽気が多く発生するので万物がどんどん成長して咲き栄える。
人間も活動的になる季節です。
気温が上がり、熱が増え東洋医学的には「陽」が最も高い時季で、エネルギーが巡りわたります。
「生活習慣のすゝめ」
・夜は遅く寝、朝は早く起きる
・日の長さと暑さを厭う(いとう)ことなく、物事に怒らずに気持ちよく過ごす
=夏の満開した花と同じように体内の陽気を程よく発散させる。これは夏の「成長」の気に相応する
背くと、夏によく活動する心気が傷む。すると秋になって瘧(おこり)になる。
※瘧→熱の一種(マラリア)
夏に活発に働く臓器は“心臓”
夏のエネルギーを、血管を通って血を全身を巡らせる働きが盛んになるほかに
精神や心の安定、五臓の働きを統括するリーダーとして考えられています。
全身への血の巡りが落ち、夏場に動悸や息切れを起こしやすくなる。
眠りが浅く、倦怠感、食欲不振にも。
「秋」
秋 → “収斂”万物が成熟して収穫される時期。
徐々に空から強い風が吹き大地には粛清とした気配が漂う
※収斂…集め、ひきしまる事、粛清…整え清まること
夏の暑さが薄らいで、だんだんと空気が乾燥し清涼になってくる時季。
実りと共に収穫の季節でもあり、葉を落とし次第に枯れていくときでもあります。
「生活習慣のすゝめ」
・鶏と同じように早寝早起き
=心を安らかにし、陽気をひそめて天地の粛殺した気の影響を和らげる
※粛殺…厳しい秋気が草木を枯らすこと
背くと肺気が傷つき冬に下痢がちになる
秋に働きが盛んになるのが“肺”。
身体全体の気を司っている臓器です。
呼吸によって新鮮な空気を取り入れ、古くなった悪い空気・気を排出します。
秋の枯れ葉が落ちていくように、身体ではエネルギーになる精気を全身に広げ下降させることで
全身に運ぶ働きがあります。
また、現代医学でも当然のように肺がダメージを受け、呼吸器系の症状が出やすい。
「冬」
冬 → “閉蔵(へいぞう)”の季節。冬の3ヵ月は万物の生機(せいき)が閉じこもる。至る所で川が凍り、地が裂け、天の陽気が万物から遠ざかる。
動物も冬眠するように、自然界でも動きが止まり貯蔵することに重きを置く時期です。
夏とは対照的に、ゆっくり静かに過ごす事が多くなる時期です。
「生活習慣のすゝめ」
・夜は早く寝、朝はゆっくり起きる
(日の出・日没に伴って起居すべき)
・欲望を潜めながら、すでに遂げたような満足感を保つ
・体内の陽気を漏らさないように寒い刺激を避け身体を暖かく包む
背くと冬に活動する腎気が傷む
翌春に足が痺れ、腰が曲がる病になる。
冬に働く“腎臓”。
腎臓は「生命力の素」となる精気を貯蔵する場所。
また、腎臓は水の性質をもつために、体内の潤いを貯め、老廃物を排出してくれる機能もあります。
さらには、寒さに負けないように各臓腑を温める働きも担っています。
基本的に貯蔵時季のためにダイエットは不向きな時季。
(※基礎代謝が上がり体重は落ちやすい時期でもあるが)
働きが落ちると、下半身の冷え、くすみ、白髪、などが表れやすい時季。
このように、四季には気温の変化以外に様々な環境の変化があり
人間にとっても多くの影響、変化が生じます。
その中で、現代医学では臓器の働きは明確かつエビデンスのあるもので
東洋医学的な臓器の働きは独特で、馴染みがなく「そんなことと関係あるの?」と思われがちですが
結構、鍼灸施術をする立場からすれば
“臓腑 ⇔ 施術効果” は当たっている事が多いです。
もちろん、臓器の基本的な働きを理解・知識として有ることは前提ですが
数値や画像では出てこない症状や体調不良は、現在よりも少し前の何かが原因になっているので
東洋医学的な感覚も持つと、視野を広く深くみることができ便利かもしれません。
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