2025年05月15日

【初期の初期の“病気”になる理由・東洋医学編】

こんにちは!

大分県の鍼灸院「おおさこ鍼灸接骨院」です。

季節的に中途半端な季節になってきました。

そろそろ衣替え?部屋の模様替え?

と、季節感の変化を感じつつ準備をしている方も多いと思います。

※以前、衣替えの前の洗濯についての記事を書いてみました。
https://ameblo.jp/osakosan-treat/entry-12865316960.html

「洗濯=化学」なんだな!!と、
自分自身が早く知っておきたかった情報をまとめてみました。良かったら読んでみてください。

そんな我が家では、季節に合わせて部屋の生活家電・模様替えをすることが面倒で

一年中出してても変じゃない・使える物を激選して買っています。

例えば…
・サーキュレーター
・湯たんぽ
・魔法瓶ポット
…などです。

あれ?それ季節感ありありでしょ?!

と、突っ込みたくなる商品もあると思いますが〜

意外と季節関係なく使えるんです。

サーキュレーター
→梅雨時期は洗濯物に、夏は扇風機として、冬は暖房効率を上げる
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湯たんぽ
→冬は暖をとり、夏は氷嚢として熱を取る
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魔法瓶ポット
→冬はお湯の保温、夏は飲み物の冷たさをキープ
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というように、ネーミングのイメージと反して年中使える物をチョイスしています。

意外と、年中使うようになって違和感が取れましたが…

来客時や友人からの目線は冷ややかなのは少し心が痛みます。苦笑
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今回は“病気になる理由・東洋医学編”という内容で

いつもの西洋医学的な感じから、

聞きなれない用語が多い東洋医学的な内容を簡潔に書いていこうと思います。

まず“病気”とタイトルに書きましたが、

病気のレベルとしては
・血液検査や画像診断などの検査では何も異常が無いもの
・病名がはっきりしない症状
・自律神経,免疫系,内分泌系が関係する症状
・症状初期の初期
と、いった『なんか調子が悪いんだよな』といった感じのものです。

そんな症状・状態のものが起きるメカニズムについて書いていきます。

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「(東洋医学的な考えで見た時の)体調不良の原因

@陰陽のバランスが崩れ、陰陽の失調が起きた時

A五臓六腑の働きが悪くなったとき

B気血水の停滞や流れやバランスが悪くなったとき



の3つが理由になります。

伝わりづらいので、補足を書いていきます。


@陰陽のバランスが崩れ、陰陽の失調が起きた時
→古代中国の哲学では存在する全てが対立する二つの属性に分けられると考えられています。
陰と陽は対立したり、お互いが制約したりしてバランスを保ちます。
※図は太極図といい陰陽を模式化したものです。


陰:非活動的、静的、寒性
陽:活動的、動的、熱性

としての真逆の性質があり、お互いが抑制・バランスの調和をはかっています。

これは、昼の暑い時間/夜の涼しい時間・夏/冬・男性/女性…というように

1日を通しても、季節でも、人間自身の中にも存在し

自分自身の健康状態も同様にバランスの取れた状態=健康な状態と考えられています。

このバランスが崩れれば、

陽が強すぎれば高熱を出したり、陰が強ければ精神的に弱ってしまったり

と、体調の不調になります。

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A五臓六腑の働きが悪くなったとき
→東洋医学では内臓を“臓腑”と呼び
“臓”+“腑”の2種類からできていると考えられています。

・内臓 = 臓腑= 臓 + 腑

袋状になっている:臓(肝/心/脾/肺/腎)
気や血、栄養素などを生成し貯蔵する働き

管状になっている:腑(胆/小腸/胃/大腸/膀胱/三焦)
食べ物や栄養が通る経路

また、五臓六腑という言葉がある通りで五臓と六腑はお互いに関係があり
表裏関係にもなっています。

なので、片方が悪くなると表裏関係上で反対側も不調に陥ってしまいます。
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B気血水の停滞や流れやバランスが悪くなったとき

・気:全てを構成する源で血、水も作られる
不足→内臓の働きが落ちる、疲れやすくなり手足がダルイ
滞り→胸や腹部が張ったり、痛みを感じる
逆流→せきや喘息などの呼吸器系の症状、げっぷや吐き気の消化器症状、イライラや怒りっぽく眩暈など

・血:食べ物の消化吸収された栄養素と結合し赤い液体(=血液)ができる
※血液より前の存在
不足→立ちくらみ、動悸、月経不順、不眠、物忘れなど
滞り→部分的に慢性的な痛み、顔のくすみ、目の下にクマができたり
熱→血が熱くなり過ぎてる状態では出血傾向になる、鼻血、血尿、血便


・水:血以外の水分
不足→栄養不足や胃などの不調,ストレス,過労から水分不足になり肌荒れ、関節痛、便秘などになる
停滞→食欲不振、下痢、痰による咳

どれか一つが過剰に生成されたり、不足状態になっても体調不良になりますが

それは、同時に3つのバランスが崩れることにもつながります。

この3つのバランスが崩れれば、循環が滞って体調を崩すと考えられています。
例)気が不足すれば、血と水が生成されなくなり体に熱を持ったり、循環器系の疾患になったり。
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病気になる考え方が何となく分かったけど

なぜバランスが崩れるのか?今回のテーマは初期の初期です。

もっと丁寧に、病状が悪くなる前の原因を。


「初期の初期の病気になる原因」

@外因:気候の変化が体に影響を与えている
(外因には6種存在し風・寒・暑・湿・燥・火がある)


風 →悪寒や発熱などの急な症状が起こる

寒 →寒さで気血水の循環が悪くなり、停滞する。
深部まで冷えた場合は嘔吐、下痢を起こす

暑 →発汗・発熱が起こり汗と共に気が放出され疲れてしまう

湿 →湿気の影響で気血水が停滞しやすい。湿は粘り気がありダルく痛みが続きやすい

燥 →乾燥による不調。肌や粘膜の乾燥からバリアが破られ感染症、肺の疾患が増える

火 →火が燃えるような急な高熱。また水が不足し筋肉や組織の損傷、出血が促進される



A内因:自分自身の感情が過剰になる事が原因
(内因は七情:喜怒思悲憂恐驚が存在する)


喜:喜び過ぎて気が緩み、心の制御ができなくなる。不眠や集中力低下

怒:起こり過ぎると気と血が頭に上昇して頭痛、めまい、動悸、脳卒中、不眠などを起こす

思:考えすぎると、気の停滞を引き起こし腹痛、食欲不振、膨満感、軟便が起きる

悲・憂:水の停滞が起きる。肺が傷つき咳や息切れ、胸苦しさになる

驚:激しく驚くと気が乱れて腎が傷つく。精神錯乱、物忘れ、動悸、不眠など



B不内外因:過労、ストレス、暴飲暴食、性生活の乱れが原因


このように、外的な環境要因だったり・内因的な自分自身の感情が原因だったりと

“病は気から”という言葉があるように

日常生活が原因で、症状が出る前の初期原因があります。

また、症状が出た場合の流れもあり

体力がある状態から体力の低下の状態へ移行していく過程も6つのステージが存在し

1、太陽病:悪寒や発熱、くしゃみ、関節痛。身体の表面に症状が出やすい
2,少陽病:往来寒熱、食欲不振、吐き気、口が乾きイライラする
3、陽明病:のどが渇く、満腹感、便秘、熱が体にこもる

1、太陰病:熱さを感じなくなり、冷えから下痢、嘔吐、腹痛
2,少陰病:体力が落ち、手足の冷え、寒気
3、厥陰病:突然熱が出たり、冷えが出たりの混合型


というように、ある程度パターンがあるので

自分がどのくらいの段階にあるのかを知るだけでも

対策の取り方が大きく変わり、結果も変わると思います。


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posted by 院長・佐藤 at 18:00| Comment(0) | 東洋医学的

2025年05月08日

【足底腱膜・筋膜炎の治療について】

こんにちは!

大分県の鍼灸院「おおさこ鍼灸接骨院」です。

ゴールデンウィークが終わり、日常に戻った感じでしょうか?

まだ名残惜しく、残念な感覚なのでしょうか??

ついつい、次の連休をチェックしている人も多い思います。
※次のプチ連休になるのが休日が暦通りであれば
・7月「海の日」
・8月「山の日」
が直近で近い祝日連休になり、大型連休の場合
お盆期間の9連休」「シルバーウイーク」「年末年始の9連休」が待っています。

意外にも2025年(令和7年)は休日・祝日が多く少し驚いています。

こんな感じで、一つの事に注目・関心を持って

ついつい目につく現象を「カラーバス効果」というそうです。
※「気になる服のブランドを着ている人が多い」
「欲しい車を街でよく見かける」「居酒屋でガヤガヤしていても自分の気なるワードは耳に入る」…など

元々、アイディアを生み出す際に発見された現象らしく

面白い現象で、自分自身も感じる身近な現象ですね〜

ただ、視野が狭くなりやすい状態でもあるので注意が必要なようです。

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【特徴】

・踵付近に強い痛み,押さえると激痛を伴う
・起床時などの動き始めが一番痛く、動いてると痛みが次第に消失する
(※そのまま痛みが消失する事は無いので悪化する)
・一番多いのは踵付近の痛みだが、土踏まず,足趾よりでも同様の症状がある
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【原因・原因になっているもの】


@足の骨の配置異常
内側アーチの不足 = 偏平足
内側アーチの極端な増強 = ハイアーチ(凹足)
横アーチの不足 = 開帳足
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A下腿(脛骨)の軸と踵骨のズレ
過度の外反 = 回内足
過度の内反 = 回外足

※この、足の骨の配置異常・軸のズレは足の裏だけでなく
膝・ふくらはぎ・股関節などの障害を伴う事が多いです。
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B上記の状態以外でも、長時間の歩行,競技を長時間又は繰り返し行う事で
足底への牽引ストレスが起こり、柔軟性の低下,筋疲労が起こるため。

Cもともと、踵に棘ができていたため




原因からの【治療内容】について

モチロンの事ながら、局所の痛む部分を着目して

踵から足先(足趾)に向けての筋肉をゴルフボール・青竹踏みを使い
(※アライメント異常による、ハイアーチ・開帳足には青竹踏みなどは悪化しやすい)

足底を押す形のストレッチ
ふくらはぎのストレッチ
足の指に手の指を挟んで足首を回すストレッチ

などは、感覚的に思いつたり、実際に行ってる方は多いと思います。


局所として、5本の指の筋肉が踵から足先(足趾)に繋がっている部分に対して

足裏へ直接的に鍼やお灸をするのは、

血流改善や筋肉のしこり・硬さを取るのにとても効果的です。
(足底を押さえた時の痛み・ゴリゴリ感は緩和します)


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⇈こんな感じで、
痛む局所を挟む感じで鍼通電も行うのでより効果的です。

また、筋肉・腱の付着部分にもお灸をするので
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(こんなに足底には骨があるんですよ)
足の柔軟性が上がり可動域も改善しやすいです。


そして、筋肉・腱への負担軽減の為に

テーピングで足底・脚にかけてのサポート保護を行います。
(※テーピングは、足底の痛む部分や回内足・偏平足などの状態によって形が違います。)





それだけでない【深い治療ポイント】


でも、上記のような事は書籍やネットで見かけるけど少しは良いけど効果は…

という方は多いのではないでしょうか?

僕も色々と数日試してみましたが『欲』なのか??苦笑

あと、もう少し起床時の一歩の恐怖を払拭したいと思いました。


そこで、もう少し施術内容を深堀してみたいと考えました!

局所・痛い部分への念入りなアプローチは大切ですが

少し離れた関連性のある部分も重要です。


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(例)土踏まず部分が痛む場合



@足の状態をチェック

・自分の足が↓↓の回内足なのか?回外足なのか?
・運動量や仕事量、体重は適切なのか?
など、今の状態を改めて把握する事が大切
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A痛む部分を『よく見る』

・痛む部分は足をグーorパーにすると痛むのか?
・足首の動きでも痛みが伴うのか?
・自分の体重+αの荷物を持つと痛むのか?
・一番痛む部分を再確認する
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B痛む部分から離れた部分を確認&同時に治療をする
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・土踏まずの部分の内在筋だけでなく、縦アーチに関連する下腿の筋肉を考える必要がある。

※それぞれの筋肉は働きが違うので慎重に選ぶ

・同時に、どの動きで痛むか確認できていたら骨盤周囲の筋肉も考え治療する

中殿筋・・・片足立ちの時に作用する
梨状筋・・・大腿骨先端を骨盤に引き付け作用
※シビレや足底に石を踏んでる様な違和感などは腰部分の神経も考える
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C再発防止にも役立つストレッチ+トレーニング

・離れた筋肉も含んだストレッチが必要
・筋肉の種類別(インナー,アウターマッスル)を意識したストレッチ
・『痛む部分』と『離れた姿勢を維持する部分』の筋肉を鍛える



【テーピング・足底板など】の話


治療時間は、1日24時間の内の短い時間だけになるのに対して

テーピング・足底板は足の保護,サポートする時間は長時間対応できる観点から

予防にも効果的だと思います。


ケガの状態,競技,ライフスタイル,持病…などなど、様々な角度から

テーピング・足底板を使ってOKなのか?ダメなのか?

を、まず使ってOKな物かを考える必要が第一です。

そして、いつ付けられるのか

職場なのか?通勤・通学中?部活中なのか?

なども考えた方が良いです。

そして、何より自分の足がどんな形で、どんな歩く(走る)クセがあるのかを

客観的に知って、自分に合った物を選ぶ必要があるので

自分自身で選ぶのは難易度が高い物だと思います。


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今回は、僕自身も痛めてしまい

いつも以上に気合の入ったブログになりましたが(苦笑)

僕と同じような悩みの方・登山が趣味・ランニングやウオーキングが好きだけど

よく痛めるし、痛めて治らない状態が続いてる方は特にお待ちしています。(笑)
※「1回で!」と言いたいとこですが、僕は色々やって4回の鍼灸治療で完治しました。
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posted by 院長・佐藤 at 18:00| Comment(0) | 症例・治療内容

2025年05月01日

【肋骨骨折を早く治す】

こんにちは!

大分県の鍼灸院「おおさこ鍼灸接骨院」です。

世間では、ゴールデンウィーク真っ最中だと思いますが

皆さん、休日を楽しめているでしょうか?

※「おおさこ鍼灸接骨院」ではゴールデンウィーク期間
平日は通常施術をしていますので、どうぞ宜しくお願いします。


ちなみに、僕はこの連休を使って自宅&祖母の家のQOL(生活の質)を向上させるDIYをしています。

とりあえずは、畳の下の床をシッカリ固定する事から頑張っています。
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意外と祖母の古民家は広く…

少し…

かなり後悔しながら、釘を打ち付けています。(笑)
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単純な作業に見えて、

一つ一つの板の反り方が違うし幅が微妙に違うのがナカナカ。

日常から離れたDIYは、非日常のゴールデンウィークならではなのかもしれません…

さて、今回は【肋骨骨折】についてです。

ゴルフや野球などのヒネリを加える競技や、直接的に衝撃を受けた際に起こる骨折です。


【肋骨骨折】について


「肋骨骨折の原因」
基本的には、2種類の外力による分類分けができる。

・直達外力
→転落、墜落、衝突などの外側からの外力で骨折が起こる。
内方凸の屈曲骨折になる

・介達外力
→前後、左右の2方向から胸郭が圧迫されて起こる
激しい咳,くしゃみ,ゴルフスイングなどによる肋骨筋収縮
繰り返し使うことによる疲労骨折


※肋骨筋について
=肋骨と肋骨の間に存在する筋肉で“外肋間筋”“内肋間筋”の総称
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代表的な呼吸筋
・吸気筋 ー 外肋間筋、横隔膜、斜角筋、肋骨挙筋、大胸筋、小胸筋… など
・呼気筋 ー 内肋間筋、肋下筋、胸横筋、外腹斜筋… など



「よく痛くなる部分」
肋骨は12対の構成でできていて
真肋:第1〜7肋骨
仮肋:第8〜12肋骨
※第11・12肋骨は浮いている状態(浮遊弓肋)
肋軟骨:第1〜10肋骨(硝子軟骨)

この中で、よく肋骨骨折を起こしやすい部分は第5〜8肋骨
(特に第7肋骨に多い)

※発生しづらいのは→第1、2、11、12肋骨は骨折しづらい
(第1肋骨は深部にあり前面は鎖骨,後方は肩甲骨,肩甲帯の筋群にも守られている
第2肋骨も他の肋骨と比べ短く,幅が広く,身体の水平面上にある為に外力が加わりづらい)
(浮遊弓肋は、他の肋骨とは違い肋椎関節でのみ関節を作っており運動性が高く外力が加わりづらい)
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「肋骨骨折の合併症」
・動揺性胸郭
→一本の肋骨が二箇所以上折れ、数本の肋骨が折れた場合に
支持性が失われ、動揺性胸郭から呼吸困難になる(奇異呼吸)

・外傷性気胸(胸膜損傷)
→外傷により胸膜が損傷され胸膜腔に気体が貯留した状態
※外開放性気胸…胸腔と外界の交通性がある
 内開放性気胸…肺または気管支との間に交通性がある場合
 閉鎖性気胸…空気の漏れ口が狭く自然閉鎖した気胸
 緊張性気胸…胸膜開口部が弁様作用を起こし、通常陰圧部分が陽圧になり患側肺が虚脱し
縦隔が著しく健側に圧腓する為に呼吸困難は強く、静脈還流障害、心拍出量低下、血圧低下を起こす。


・血胸
→胸壁損傷、肋骨骨折により肺損傷,肺挫傷,気管・気管支損傷により胸腔内に出血が起き発生する
(肋間動脈、内胸動脈、気管支動脈が多い)
※失血による循環不全と血腫による呼吸不全が同時に起こることがある
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合併症の起こる要因としては

損傷した原因、外力の強さ、負傷した人の体格、肺などの持病、年齢…

様々な事が複合的に合わさり起こりうることで、必ず起きる事ではないのでご注意を。



「施術内容」
骨折全般として、治癒するまでの好条件は

・正しく骨が元の位置にあり、正しく「整復」されている
→骨折により、繋がっていたものが“ズレたり”“離れたり”している状態になっているます。
このまま状態では仮骨ができても繋がるのに時間を費やし、偽関節にもなりえます。
その為、元の位置に整復して戻すことが大切です。
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・安静状態(シッカリ固定されている)
→元の位置に戻っても、外力,重力や筋力など体の姿勢や使い方によって“ズレ”が起きてしまうので
これを防ぐために固定を行います。
肋骨の場合、不全骨折(ヒビが入った状態)や転位のない場合は
サポーター&テーピング固定を基本に行います。
※日常生活や呼吸時に痛まないようにし、施術時も邪魔にならないような固定を心がけています。
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・骨折部分の血流状態が良い
→全身の血流状態にも関連してきますが、血液は酸素や栄養素を送ってくる役割があり
骨折後から回復を促すうえで大切な存在です。
局所的には、骨折している部分への光線療法や電気療法
また直接的に骨折部位への刺鍼&通電で深さを出した施術も可能です。

※骨折直後から温めたり、むやみに血流を良くしたら良いわけではなく
回復段階のタイミングで冷罨法から温熱療法へと切り替わっていきます。

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・全身の栄養状態が良好
→ケガだけでなく、病気に関しても同じことですが
食事での栄養バランスは大切。サプリメントばかりではなく、偏りない食事を。
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・睡眠時間が適正
→体や脳,内臓などが休息を取れる睡眠は基本ですが
スマホやテレビで睡眠時間が短い人が多いです。
ケガや体が悪い時はメリハリをつけて睡眠時間の確保を!
※寝れない,不眠症気味の場合は自律神経の調整を鍼灸療法で行う事が可能です。
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これを基礎にして早期治癒・早期回復を目指していきます。



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